タイトル: ドリームバスター 1

さすがは宮部さんというべきか、読まず嫌いだったことは素直に認めます。よく考えられた、できの良い作品だと思います。おもしろかった。てか、いままで読んだ(というよりは目を通した)「理由」と「ブレイブ~」が、個人的にダメダメすぎたのかも。「理由」はご存じの通り直木賞受賞作なんだけど、これよりは戸梶さんの「闇の楽園」のほうがずっとおもしろかったと思う私は、ちょっと変わり者なのかなぁ(ミステリは確かに敬遠気味だけど、まったく嫌いというわけでもないし)。

とはいうものの、この「ドリームバスター」の設定、先(クライマックスやオチ)がすごくよく見えるので、2巻以降も早く読み進めたい……とはあまり思わないのが不思議なところ(てか、新書版はまだ1巻しかないんだけど)。最終巻のオチだけ読めればいいかも(笑)。この種の1話完結の続き物は、だんだんと奇抜なアイディア勝負になりがちだから、そういうのに食傷気味なのかもしれない。

著者: 宮部みゆき

評価: 5 (上に書いたとおり、メインプロットの内容だけについてなら4が妥当か?)

評価日付: 2009-2-9